13歳からの地政学 その2

3日目 大きな国の苦しい事情

中国・ロシアの大国には共通事項がある

中国・ロシアの国境は

しっかりと話し合いで決められている

その一方で

中国の南シナ海進出

ロシアのクリミア併合など

領土を広げようとする傾向がある

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なぜか?

自国の領土を守るために周りの国を攻める

②領土内部に大きな問題を抱えていて

人々の関心をそらすために

外へ強く出ようとする

③大国のリーダーは

戦勝することで

支持率をあげようとする

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「内部に大きな問題」とは

領土内に多くの民族を抱えていて

国からの扱いがひどければ

離れていく可能性があること。

これは

大国の内部崩壊につながるので

国は必死にとめようとする。

暴力に訴えても!

4日目 国はどう生き延び、消えて行くのか

「NATO」という

軍事同盟の枠組みの中で

ドイツ・アメリカvsロシアといった

大国間バランスを保つことで

中央ヨーロッパ小国群は

平和を保っている

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中央ヨーロッパにはかつて

オーストリア・ハンガリー帝国という

大国があった。

多数の民族で構成されていたが

国王の力が弱まると

民族主義が台頭、分裂していった。

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国が分裂すると

以前のようには商売ができなくなる。

国民の生活が貧しくなるのが殆ど。

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5日目 絶対に豊かにならない国々

アフリカ大陸にある国々は

なぜ貧しいのか?

厳しい自然環境だから?

そうではない!!

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かつての植民地時代

イギリスやフランス、ドイツなどの

大国の利害調整のため

無理矢理直線的な国境が引かれた。

その結果

アフリカの国々では

内部で民族紛争が絶えず、

強い民族が弱い民族を

暴力で支配する独裁体制

敷かれるケースが多くなった。

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アフリカ大陸は天然資源が豊富で

本来ならば豊かになれる可能性が

あるのにそうならないのはナゼか?

天然資源を売って得たお金を

アフリカの政治家が

勝手に懐に入れてしまうから。

ヨーロッパの国々が

「マネーロンダリング」とか

「欧州への投資」とか甘い言葉をささやき

そのお金を吸い上げている

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アフリカを貧しいままにしておいて

重労働を低賃金で

やらせようとする人々もいる。

募金からでもいいから

一人でも多くの人が

アフリカに関心を寄せることが

解決への第一歩となる。

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