モチベーションを
「自然発生的なもの」と
受け身に捉えるのではなく
一歩踏み込んで
「技術でコントロールできる」ものなんだ!
ということを著者は述べてます。
名付けて
「ギャップモチベーション」
その肝は
①○月☓日の△時までとハッキリ決めること
②未来の望む姿をできるだけ細かく具体的に描くこと
③これらを声に出すこと
こうすることで
強固に未来を脳内に記憶するんだ。
そうすれば
「今」とのギャップでモヤモヤしてきて
行動せずにはいられなくなる!
という仕組みだ。
大きな目標は
いくつかの小さい目標に分割して
一個一個達成していく延長線上にあるんだけど
その小目標へ向かう時に
いちいち従来の「やる気」を持ち出していては
僕らの脳は疲れてしまうんだ。
そこで「ルーティン」が必要になって来るんだ
「ルーティン」を日常化、習慣化にしてしまえば
目標達成へ向けた行動をする際、
脳には省エネモードが働き
疲れる前に行動に移せるんだ。
ではそのルーティン、どうやって習慣化するの?
例えば資格取得という目標があるとする。
まず勉強を習慣化しないと!だよね。
この「勉強の習慣化」自体も目標として捉え、
いくつかの小目標に分割して
段階を踏んで達成していけばいいよね。
「就寝前、机にむかってテキストを開く」
から始めて、慣れてきたら
「1ページ読んでみる」「3ページ読んでみる」
というように
習慣を徐々に拡大、高度化していくんだ。
これでルーティンの完成。
話は変わるけど
ここで注意してもらいたいことが
あるんだ
「自分へのご褒美」は
やる気の持続性という面では役に立たないんだ。
「ご褒美」が目的になると
それが叶わなかった時、
目標達成できないわご褒美もないわで
マイナス面が強調され
二度とやる気がおきないことも・・・。
「ご褒美」に執着するよりも
目標に向かって経てきた「プロセス」にフォーカスして
「どれだけ成長したのか」
「何ができるようになって何が今後の課題なのか」
をしっかり把握して
ギャップモチベーションで行動していく方がいいんだ。
そういうプロセスの中で
育まれた人との繋がり、自分のあり方が
最大のご褒美なんだ。
「ギャップモチベーション」は技術であり
使わければ消えてしまう。
そうならないように
持続的に持ち合わせるための方法を
いくつか紹介しておこう。
①体調を整える
・・・体調が悪いと脳は体調を優先的にかんがえてしまう
②簡単なことでも「即」できたら大袈裟に喜ぶ
・・・素早く行動に移せたことが自己肯定感につながる
③感謝のメッセージを探す
・・・感謝を通じて人間関係を育むことがやる気を生む。
④大きな目標は小さい目標に分割する
・・・小目標達成の積み重ねが大目標達成につながる
⑤「初めてのお店に入る」を日常的に経験する
・・・「ワクワク!」のプラス感情を日常化する。