今回紹介する書籍は
こんな人におすすめ
・パレスチナってどんな国?
・パレスチナへ観光行ってみたい!
・観光は無理だけど気分だけでも・・
「パレスチナ」がイスラエル軍から
空爆を受けたとか
イスラエルへロケット弾を
発射したとか
日本にいると想像つかない
ことばかり。
今回はそういう、
遠くに感じてしまう話ではなく
もっと身近に感じることができる
本を選んでみた。
「パレスチナ」にある街や
そこで暮らす人々の日常に
スポットライトを当てた一冊と
なっている
著者:リエゾウさん
〜イスラエルへ行ってみた〜の
投稿で簡単な他己紹介ありますので
そちらで。
①パレスチナってどんな国?
・正式名称
パレスチナ国(日本では未承認のため
「パレスチナ自治政府」と称している)
・面積
三重県(西岸地区)福岡市(ガザ地区)
パレスチナ国は
イスラエルを挟んで
「ヨルダン川西岸地区」と「ガザ地区」に
分かれている
・言語:アラビア語
・通貨:シェケル
(1シェケル=36.87円 ’23 10/27時点)
・宗教:イスラム教
・時差:日本より7時間遅れ
・国旗
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/dixit-dhinakaran-krdtf_r1R3M-unsplash.jpg)
UnsplashのDixit Dhinakaranが撮影した写真
②ベツヘレムにて
エルサレム・ダマスカス門から
バスで40分。
ベツヘレムでの観光スポット3ヵ所
を紹介。
・聖誕教会
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/sameeh-karram-vFT7mhbA8kI-unsplash.jpg)
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/bible-1188206_640.jpg)
UnsplashのSameeh Karramが撮影した写真
・聖カテリーナ教会
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/jorge-fernandez-salas-E_WkQKrU6dM-unsplash.jpg)
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/sculpture-3241437_640.jpg)
UnsplashのJorge Fernández Salasが撮影した写真
・ミルクロッド
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/jonas-brief-iYNxGJsb57s-unsplash.jpg)
UnsplashのJonas Briefが撮影した写真
扉と日よけが
ターコイズブルーで統一されていて
美しい・・・
リエぞうさんの
美しい挿絵と
やさし目の解説があるので
本書でじっくり味わって欲しい。
③ヘブロンにて
エルサレムから南へ30kmの街。
外務省の情報案内だと
「危険度レベル2」
ということで
エルサレム発現地ツアーを予約。
・見学場所:
イブラヒムモスク、スーク(商店街)、旧市街地
ガラス工房など
・所要時間:約5時間
・費用:一人180シュケル(約7000円:2016年当時)
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/dan-rosenstein-eyuTaorbYVU-unsplash.jpg)
UnsplashのDan Rosensteinが撮影した写真
モスクの近くにはゴーストタウンもある
かつてはパレスチナ人が多く住み、
活気があった所だが
イスラエル軍に追い出されてしまった。
「ここはイスラエルのものだ!」
そう主張するかのように
イスラエルの旗が
所々に飾られている
建物の上には
イスラエル兵がいて
監視の目を光らせている
街中には
道を塞ぐバリゲートや
検問所があちこちにある。
パレスチナ人には街を
自由に行き来する
自由さえない!
イスラエル建国以来
パレスチナ西岸地区への
イスラエル人入植は
断続的におこなわれている。
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/diana-khwaelid-TWbwq_FvfQw-unsplash.jpg)
UnsplashのDiana khwaelidが撮影した写真
ゴーストタウンから
賑やかなスークへ移動。
天を仰げば
金網が張られている。
なぜ?
上の階に住むイスラエル人入植者が
ゴミや汚物を投げ捨てる!
そういう嫌がらせがあっても
パレスチナ人がここで
お店を開き
日常を送るのが
せめてもの抵抗なのだろう。
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/taha-loukil-r-mNcYLICZA-unsplash.jpg)
UnsplashのTaha Loukilが撮影した写真
著者はパレスチナ人のたくましさを
感じながら
私達観光客の目があることが
抑止力になるのでは?
と考えている。
スークのお店では
吹っ掛け&ボッタクリするアラブ人
がいる一方で
美味しそうな菓子・カターイフを
![](https://imakokokara815.com/wp-content/uploads/2023/11/nour-tayeh-cSXr5Lz_LPA-unsplash.jpg)
Unsplashのnour tayehが撮影した写真
露天で焼き、
「ギフト!」と言いながら
振る舞う、粋なアラブ人もいる。
終わりに、著者が感じたこと
1対1で触れる分には
ユダヤ人もアラブ人も
親切でフレンドリー。
それは
著者がユダヤでもアラブでも
ないからだろう。
この両者が笑顔で
向き合う日は来るのだろうか?
と思うと
気分が塞がれる感じになると
つづってた