〜パレスチナへ行ってみた〜を読んでみた

今回紹介する書籍は

こんな人におすすめ

・パレスチナってどんな国?

・パレスチナへ観光行ってみたい!

・観光は無理だけど気分だけでも・・

「パレスチナ」がイスラエル軍から

空爆を受けたとか

イスラエルへロケット弾を

発射したとか

日本にいると想像つかない

ことばかり。

今回はそういう、

遠くに感じてしまう話ではなく

もっと身近に感じることができる

本を選んでみた。

 

「パレスチナ」にある街や

そこで暮らす人々の日常に

スポットライトを当てた一冊と

なっている

著者:リエゾウさん

〜イスラエルへ行ってみた〜の

投稿で簡単な他己紹介ありますので

そちらで。

 

①パレスチナってどんな国?

・正式名称

パレスチナ国(日本では未承認のため

「パレスチナ自治政府」と称している)

・面積

三重県(西岸地区)福岡市(ガザ地区)

パレスチナ国は

イスラエルを挟んで

「ヨルダン川西岸地区」と「ガザ地区」に

分かれている

・言語:アラビア語

・通貨:シェケル

(1シェケル=36.87円 ’23 10/27時点)

・宗教:イスラム教

・時差:日本より7時間遅れ

・国旗

UnsplashDixit Dhinakaranが撮影した写真

②ベツヘレムにて

エルサレム・ダマスカス門から

バスで40分。

ベツヘレムでの観光スポット3ヵ所

を紹介。

 

・聖誕教会

UnsplashSameeh Karramが撮影した写真

・聖カテリーナ教会

UnsplashJorge Fernández Salasが撮影した写真

・ミルクロッド

UnsplashJonas Briefが撮影した写真

扉と日よけが

ターコイズブルーで統一されていて

美しい・・・

 

リエぞうさんの

美しい挿絵と

やさし目の解説があるので

本書でじっくり味わって欲しい。

 

③ヘブロンにて

エルサレムから南へ30kmの街。

外務省の情報案内だと

「危険度レベル2」

ということで

エルサレム発現地ツアーを予約。

・見学場所:

イブラヒムモスク、スーク(商店街)、旧市街地

ガラス工房など

・所要時間:約5時間

・費用:一人180シュケル(約7000円:2016年当時)

UnsplashDan Rosensteinが撮影した写真

 

モスクの近くにはゴーストタウンもある

かつてはパレスチナ人が多く住み、

活気があった所だが

イスラエル軍に追い出されてしまった。

「ここはイスラエルのものだ!」

そう主張するかのように

イスラエルの旗が

所々に飾られている

建物の上には

イスラエル兵がいて

監視の目を光らせている

街中には

道を塞ぐバリゲートや

検問所があちこちにある。

パレスチナ人には街を

自由に行き来する

自由さえない!

イスラエル建国以来

パレスチナ西岸地区への

イスラエル人入植は

断続的におこなわれている。

 UnsplashDiana khwaelidが撮影した写真

 

ゴーストタウンから

賑やかなスークへ移動。

天を仰げば

金網が張られている。

なぜ?

上の階に住むイスラエル人入植者が

ゴミや汚物を投げ捨てる!

そういう嫌がらせがあっても

パレスチナ人がここで

お店を開き

日常を送るのが

せめてもの抵抗なのだろう。

 

UnsplashTaha Loukilが撮影した写真

 

著者はパレスチナ人のたくましさを

感じながら

私達観光客の目があることが

抑止力になるのでは?

と考えている。

 

スークのお店では

吹っ掛け&ボッタクリするアラブ人

がいる一方で

美味しそうな菓子・カターイフを

Unsplashnour tayehが撮影した写真

露天で焼き、

「ギフト!」と言いながら

振る舞う、粋なアラブ人もいる。

 

終わりに、著者が感じたこと

1対1で触れる分には

ユダヤ人もアラブ人も

親切でフレンドリー。

それは

著者がユダヤでもアラブでも

ないからだろう。

この両者が笑顔で

向き合う日は来るのだろうか?

と思うと

気分が塞がれる感じになると

つづってた


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