本書のタイトルがとてもキャッチーですね。
貯蓄とは因果関係がありそうでなさそうな
「日々の行動」と
「貯蓄の効率性」との相関性を
フィナンシャルプランナーの視点から
読み解いたものとなっている。
筆者は何を伝えたいのか
・「お金に対する思い込み」の本質を明らかにする
・「お金が貯まらない」のは
「日々の行動・考え方」に問題があるから
・毎日の行動を見直すヒントとなればいいかなと
随所に関西テイストの「笑い」が
ちりばめられていて
気軽に読める一冊となってます
ー目次ー
①部屋を片付ければお金が貯まる
②お酒はコンビニで買えばお金が貯まる
③貯金をやめればお金が貯まる
④健康を大事にするとお金が貯まる
⑤家との向き合い方を変えるとお金が貯まる
⑥SNSを控えるとお金が貯まる
①部屋を片付ければお金が貯まる
「貯金がない人の家は散らかっている」
の法則があるらしい
「お金をためている人は部屋が片付いている」
ことを著者は経験から確信したそうです。
なぜそう言えるのか?
片付ける➡モノ・お金が見える化される
➡スッキリ空間の気持ちよさに目覚める
➡我が家のモノの適正量がわかる
➡ 本当に「必要なもの」と「好きなもの」がわかる
➡無駄使いが無くなり、家計にゆとりができる
➡お金がたまり始める
だそうです。
片付け・整理整頓の習慣付けのため
まずは次の2つからしてみる
①モノを増やさない
②適正量を決める
貯蓄には支出管理が大切であり
購入の際には
「必要なのか?」それとも
「ほしいだけなのか?」
判断を持つこと。
「お金は寂しがり屋できれい好き」
清潔で整理整頓ができているお家には
自然とお金が集まってくるそうです。
②お酒はコンビニで買えばお金が貯まる
単価が安いスーパーなどで
まとめ買いをした方が
支出を抑えられてよいのでは?
と思われがちだが
お酒などの嗜好品は買い貯めすると
「もう一つだけ!」
という心理が働いて、ついつい摂取し過ぎてしまう。
著者曰く
「体重増えて財布は軽くなる!」
だそうです。
高価ではあるけど
必用な分だけ購入すれば、長い目で見ると
お財布的にも健康的にも
いいんだそうです。
次に「時間」について知る。
「時間」はお金に繋がり
人生後半の資産状況に大きく影響する
年収1000万以上の人に共通する時間の使い方
①常に優先順位をつける
②物事の判断にかかる時間が少ない
③やる必要の無い事には時間を費やさない。
④やるべきことを後回しにしない
⑤決めたらすぐ行動
ただ漠然と
「時間がない!」と思っている人へ
一日をどのように使っているか
円グラフなどを使って
「見える化」
して見ると思ったよりも
無駄にしている時間が多いことに
気付くそうです
大きな買い物をするとき
判断にかかる時間を短縮するための
便利な思考ツールを紹介します
「意思決定の木」