子供はみんなできる子~その3~

うちの娘はお勉強が好きではない。

「自習的にお勉強をするようになるにはどうしたらいいのか?」

 

目的は何でも(ママが喜ぶよ!でも)いいので

とにかく始めてもらわない事には話にならない。

習慣付くまでが勝負。

 

Q&A方式で娘の興味を引きそうな話題で

懇々と会話を重ね

何とかやる気を引き出したタイミングで

嫁さんが、お気に入りの手帳を買い与え(ナイスフォロー)

娘が自分で予定を書いて一週間が経ちました。

 

結果はどうだったか?

なんと!キチンとやり遂げました!

ご褒美のサーティワンアイスクリームを買って貰って

ご満悦です。

さぞかし、美味しいことでしょう。

「手帳に予定を書いて始めただけでも成長してるのだから、

三日坊主で終わったとしても、諦めず再チャレンジの心を持てるように

優しく見守っていこう」

「だがしかし、三日坊主で終わった場合、どういう言葉を

かければいいのだ?難しいなあ」

というスタンスでいた僕だったので

正直驚きました。

 

自分の娘に対する認識はまだまだですね。

僕自身、子育てについてもっと勉強だし

もっと観察していかないと!と思います。

そんな折

先日、一冊の本に出会いました。

ズバリ「自律する子の育て方」

本屋さんでぶらぶらしてたら眼に留まったんですね。

(自然とそういう本が目に付くんだなあ。)

著者は工藤勇一氏と青砥瑞人氏。

工藤氏は「宿題なし!テストなし!」で有名であった

麹町中学校の元校長先生。

青砥氏は脳科学者。

両名の経験と科学的理論が融合し

実践的な著書となっています。

 

子供の自律に必要な2つの事柄

①心理的安全性 とは?

「失敗はダメなことではない、恐いかもしれないがどんどんチャレンジして行こう!」

と思える環境を整えることで、

心理的ハードルが下がったり

ストレスが軽減され、耐性が上がる状態をいいます。

②メタ認知能力 とは?

著者曰く、簡素に言うと

「自分を俯瞰して眺め、自己の成長のために学ぶ能力」

メタ認知は「己を知る」からスタートです。

理想や目標と

今の自分や現状のギャップを知ること。

そのためには「外部情報」を遮断し「意識」を脳内にある「内部情報」に向けないといけないが

身近にあるスマホのせいで

ついついSNSなどの散発的な「外部情報」に意識がもっていかれがちだといいます。

 

余談ですが

グーグル社の社員たちは

私達が簡単に「外部情報」に触れるための環境をグローバルに展開する一方で

そういった脳の「クセ」を矯正し「内面情報」に向かうようにするため

マントラとかマインドフルネスを

自己啓発で取り入れているそうです。

(彼らはスマホの依存性を認識していて、そうならない様にしてるのかな?

とも受け取ってしまう。こわ! 僕も気を付けよう。)

 

子供に心理的安全性やメタ認知能力を持ってもらうには

周りの大人たちも持ってなくてはなりません。

「そう言われても僕、自信がないなあ」と思いましたが

工藤氏も教育の場で考え続けることで成長できたと述べてます。

よく観察すること。

成長に繋がる言葉をかけてあげること

子供自身が気づき、決める事ができる様に

なるまで寄り添うこと。

見守ってあげること。

 

さて、

我が娘は

どこまで行けるかな?

大らかな気持ちをもって

ぼくも成長しょーっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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