休憩から戻って来ました!
気を取り直して行きましょう!
前回は
金融機関の巨大なチカラを2点
紹介して頂きました。
「大規模な経済循環を起こすチカラ」
「循環を止めて破滅を引き起こすチカラ」
どういうことですか?
説明しよう!
経済は循環し市場社会は拡大。
何もかもが安定しているように見えると
金融機関は
「何もないところからお金を生む」
という
「魔法のチカラ」をさらに頻繁に
より自由に使いたくなってくる。
そして金融機関自身が気づかないうちに
黒魔術の領域に入ってしまう。
ある時点で
社会が借金漬けとなり
社会の成長がそれに追いつかず
利益を出しても
返済しきれない状況が訪れる。
それが
金融危機の始まり。
不良債権がかさみ、取り付け騒ぎが起きる。
倒産する企業が増え
失業者も増えるだろう
先行き不安が先行し
さらに景気は冷え込む方向へ
向かうんだ。
金融機関の魔法のチカラは
好景気を生む反面、
大量倒産、大量失業という恐慌のリスクがあるですね
そういうことだ
しかしながら
銀行は好不景気の増幅装置であって
市場社会が不安定になる根源は
別にあるんだ。
それは
「労働力」と「マネー」
という
2つの商品なんだ!
「労働力」と「マネー」が
不安定要素?
「労働力市場」や「マネーマーケット」
において
労働力需要だったり、資金需要だったりが
高まってくるのは
「人件費が安いから」とか
「金利が安から」という理由より
事業者たちの
「今後の見直し」
に依るところが大きい。
「見通し」が悪いと
事業者たちで意識共有してしまったら
「労働力」や「マネー」の
需要は生まれず、
さらに景気は冷え込むんだ。
事業者たちのメンタリティに
振り回される「労働力」や「マネー」の
不安定要素が存在し
「魔法のチカラ」を
コントロールできない金融機関が幅を利かす
今日の「市場社会」は
欠陥だらけのじょうたいなんだ!
社会全体を考え直し
大幅に作り変える必要があると思う。
なるほど。
金融機関や事業者たち、
その人達に影響を与える
政治家やエコノミスト等も
含めて、
そういった
一部の人達だけで
「市場社会」が
左右され、
私達があおりを受けるのは
考えものです。
不平等だし
これでは格差は無くならない!よね。
ここ近年、
インターネットが出現した辺から
テクノロジーの進展はすごいよね。
地球上のあらゆる資源を
「商品化」
するチカラを持っているし、
反対に
「環境」を守るチカラにも利用される。
私達の生活を便利にしてくれる
「テクノロジー」だけど
「お金」を持っている
一部の人間たちは
独占的に利用しようとする。
どうなるか?
資源の利用に歯止めをかける事が
できるのか?
環境を守ることができるのか?
持つ者と持たざる者の間で
格差はひろがるのでは?
「テクノロジー」も「お金」も
みんなで民主的に
管理して行こうよって
著者のヤニスさんは言う。
そこから得られた富は
みんなで分配しようよって。