ドラマ「VIVANT」で注目!「別班」!!自衛隊の闇組織

「お前が、VIVANTか?

VIVANTなんだろ!?」

劇中で

国際テロ組織の幹部さえ

その存在に神経を尖らせてます

「VEVANT]=「別班」とは一体、何なのか?

その深層に迫ったのが著者の

石井 暁(ぎょう)氏

 

共同通信社の方で

1994年、自衛隊の

「ルワンダ難民救援活動」

で同行取材から

防衛庁(現防衛省)を担当

現在に至るまで数多くの

自衛隊要人とのコネクションを

構築してきた。

 

「最低限、尾行や盗聴は覚悟しとけ」

「駅ホームでは最前列に立つな」

「お前にガードをつけてやろうか?」

 

不穏な忠告や圧力を受けながらも

「別班」に関する要人たちの

証言をまとめ上げ

記事にして公表したのが

2013年11月のこと

日本国内外で

大きな話題となった

 

その記事の内容は?

・「別班」の正式名称 

「陸上幕僚監部運用・支援情報部別班」

という秘密情報部隊

首相や防衛相もその存在を否定している

非公然組織

 

・冷戦時代に発足

首相や防衛相に

知らせず独断で

ロシア、中国、韓国、東欧などに

拠点を置き

身分を偽装した自衛官に

情報活動をさせていた

 

・「別班」設立の発端

1954年の冷戦時

日本からの

米軍大規模撤収を受け

アメリカ側から日本へ

秘密情報工作員養成の必要性を

訴える

その後

日米合同の情報収集組織

「ムサシ機関」

が設立

日本側のメンバーが

陸上幕僚監部2部別班!(当時の呼称)

「別班」の誕生だ!


・「別班」のメンバー全員が

陸自小平学校(小平にある育成機関)の

「心理戦防課程」の

首席修了者

「スパイ養成所」

と揶揄された

旧陸軍中野学校の後継とされる

 

ドラマで登場する「別班」

とは違い

タブーな香がしますね

 

身の危険を感じながらも

著者が「別班」に関する記事を配信し

本著を出版したのはなぜか?

首相や防衛相が関知しないまま

活動していることは不健全であり

文民統制が無視されている

「別班」の存在を周知することで

武力組織に対する

抑止力

になればよいという想いから

行動に移したそうです 

ドラマのワンシーンでのセリフ

と同じことが書かれていて

ビックリしましたし、

作家の故三島由紀夫氏

と「別班」の接点。

元別班員たちの

告白など

興味深い話が盛沢山!

 

本書を手にとって

「別班」の輪郭を押さえておけば

ドラマをもっと楽しく

見れますよね

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